2014年03月14日
雪割草のお目覚め間近!
しばらく冬型の天気が続いて雪が降っては消え、降っては消えの繰り返しで、今日も昼過ぎまでみぞれ混じりの雨でしたが、その後空が明るくなってきたので海側からの裏参道ルートの様子をちょっと見てきました。、
確実に雪消えは進み、中腹から下では雪割草(オオミスミソウ)のツボミが見られるようになりました。登山口に近いところで、キクザキイチゲやカタクリのツボミも僅かに見られましたが、よく注意していないと見落としてしまう程度にまだ数は少ない状態です。雪割草のつぼみが見られたのも清水平のある5合目付近までで、そこから上はオウレンが散見できる程度でした。今週末は残念ながら雪マークの予報ですが、来週以降でお日様が出れば、まだ数は少ないながらも雪割草たちがニッコリと出迎えてくれることでしょう。
雪は能登見平の上くらいまでは無くなっていますが、山頂付近はまだ残っているようです。これから雪が積もるようなことがなければ、軽アイゼン等は必要なく、却って雪融け水対策で長靴やブーツカバーがあった方が重宝しそうです。
尚、弥彦山スカイラインは3/31まで通行止めとなっていますので、裏参道登山口へは山裾を迂回して海側から回り込む必要があります。
・裏参道登山口付近は登山道と水路が一緒になっており歩き難くなっています。
「寺泊野積雪割草を愛する会」の皆さんが、登山道整備に努めていらっしゃいます。感謝!
・キクザキイチゲ ・カタクリ(つぼみ)
・雪割草 ・ナニワズ(つぼみ)
・オウレン ・清水平、残雪なし
・能登見平、こちらも殆ど雪は無く並行するスカイラインの車道も同様、山頂付近はまだ白い
・まだ色気のない冬山にひときわ目立つ鮮やかな黄緑色の繭。(秋に羽化しており空き家)
「ウスタビガ」の繭で、別名ヤマビシャク、ヤマカマス等