2014年03月29日
雪割草に続きカタクリも続々と開花!
今週に入ってからずっと暖かい日が続いたので、弥彦山の中腹より下では雪割草が見頃となっています。陽当たりの良い南側斜面ではカタクリも続々と咲き始めましたが、群生となって見ごろを迎えるのはあと1週間程先となりそうです。
週末で天気が良くなると八枚沢登山口は大変混雑するため、今日は黒滝城趾の南沢の道を見てきました。こちらは沢沿いに上がるため、他のルートと少し植生も違います。今は雪割草に続いてショウジョウバカマが目立っており、これからカタクリやニリンソウ・スミレ類が増えてきます。この他、キクザキイチゲ、コシノコバイモ、ホクリクネコノメ、エンレイソウなどが見られました。剣ヶ峰頂上のカタクリの群生も見ごろはあと1週間位先となりそうです。
・ショウジョウバカマ ・スミレサイシン
・ホクリクネコノメ ・ヤマネコノメソウ
・コシノコバイモ ・キクザキイチゲ
・ニリンソウ ・アオイスミレ
・ナガハシスミレ ・黒滝城址へは麓集落から先は3/31まで車両通行止め
2014年03月24日
春の陽気に雪割草も続々と開花!
朝から快晴となり、弥彦山の中腹より下では雪割草が続々と咲き始めています。
今年は雪は少ないながらもこれまでずっと気温の低い日が続いたため、待ちわびたかの様に一斉に咲き始めた感じです。まだ花は小型のものが多く咲き始めの段階です。
花があるのは、裏参道ルートでは能登見平へ上がる階段の手前まで、八枚沢からは、雨乞山分岐へ向かう方面は稜線に出るまで、妻戸尾根方面はガレ場を抜けた松林の先から5合目くらいまでで、そこから上はオウレンやコシノカンアオイ程度で雪割草はまだツボミも確認出来ませんでした。
裏参道、妻戸尾根、雨乞尾根ともに九合目までは雪は無く、山頂直下の電波塔付近から上が雪道となります。一方、山頂からロープウェイ方面の北側と表参道ルートの中腹から上ではまだ雪が残っています。
雪割草だけを楽しむなら今週でもOK、カタクリや他の花も楽しみたいなら来週以降が宜しいようです。
日差しをいっぱい浴びてカタクリばりにイナバウアーしています。
標高の低い陽当たりの良い所で僅かに数輪カタクリが開花。
雨乞山分岐手前の稜線の様子。 ヤマトリカブトやニリンソウの葉にカタクリが混在する。
・コシノカンアオイ ・ナニワズ
妻戸尾根分岐までは雪は無し。 電波塔より先に残雪あり、路面は雪融け水でぬかるむ。
山頂直下の様子 御神廟北側のお札所前も残雪あり
御神廟は南向きのため残雪なし 北側電波塔郡から先も残雪があり滑りやすい
九合目分岐から山頂方面の階段 九合目の分岐点、表参道方面も残雪あり
ロープウェイ展望食堂から先は残雪なし 大平園地も残雪なし
多宝山頂上部の稜線に若干残雪あり 多宝山山頂広場には残雪なし
2014年03月23日
国上山にも春の訪れ!
なかなか時間がとれず、夕方にちょっとだけ国上山の様子を見てきました。
国上山一帯には既に雪はなく、今はオウレンが群生になり始めていました。雪割草は剣ヶ峰分岐周辺とちご道の一部に咲き始めており、ツボミもたくさん見られたので、今後お天気がよければニッコリと出迎えてくれるでしょう。カタクリも国上寺のすぐ裏手でツボミを確認出来ましたが、殆どはまだ葉っぱが出始めたところです。雪割草の見頃は今週末位から、カタクリの見ごろは来週以降なりそうです。
・オウレンが盛りとなり群生となり始めています。
・国上寺裏手で見られたカタクリのツボミ。 全体的にはまだ葉っぱのみ。
・雪割草、まだ咲き始めの段階。
・雪割草、剣ヶ峰分岐周辺やちご道で今週末位から見ごろか?
・ショウジョウバカマ、ルート上で1輪のみ発見、全体的にはまだツボミも少ない。
・キクザキイチゲ、ちご道側から開花。
2014年03月14日
雪割草のお目覚め間近!
しばらく冬型の天気が続いて雪が降っては消え、降っては消えの繰り返しで、今日も昼過ぎまでみぞれ混じりの雨でしたが、その後空が明るくなってきたので海側からの裏参道ルートの様子をちょっと見てきました。、
確実に雪消えは進み、中腹から下では雪割草(オオミスミソウ)のツボミが見られるようになりました。登山口に近いところで、キクザキイチゲやカタクリのツボミも僅かに見られましたが、よく注意していないと見落としてしまう程度にまだ数は少ない状態です。雪割草のつぼみが見られたのも清水平のある5合目付近までで、そこから上はオウレンが散見できる程度でした。今週末は残念ながら雪マークの予報ですが、来週以降でお日様が出れば、まだ数は少ないながらも雪割草たちがニッコリと出迎えてくれることでしょう。
雪は能登見平の上くらいまでは無くなっていますが、山頂付近はまだ残っているようです。これから雪が積もるようなことがなければ、軽アイゼン等は必要なく、却って雪融け水対策で長靴やブーツカバーがあった方が重宝しそうです。
尚、弥彦山スカイラインは3/31まで通行止めとなっていますので、裏参道登山口へは山裾を迂回して海側から回り込む必要があります。
・裏参道登山口付近は登山道と水路が一緒になっており歩き難くなっています。
「寺泊野積雪割草を愛する会」の皆さんが、登山道整備に努めていらっしゃいます。感謝!
・キクザキイチゲ ・カタクリ(つぼみ)
・雪割草 ・ナニワズ(つぼみ)
・オウレン ・清水平、残雪なし
・能登見平、こちらも殆ど雪は無く並行するスカイラインの車道も同様、山頂付近はまだ白い
・まだ色気のない冬山にひときわ目立つ鮮やかな黄緑色の繭。(秋に羽化しており空き家)
「ウスタビガ」の繭で、別名ヤマビシャク、ヤマカマス等