2010年03月31日
黒滝城址トレッキングツアーNo.1
3/30(火)、郷土史家・里山ガイドと巡る上杉謙信・天地人ゆかりの地「黒滝城址」トレッキング
ツアーの第1回目が開催されました。当日は朝から快晴となったのですが、前夜からの降雪で
登山道だけでなく舗装路上にも積雪が残る生憎のコンディションとなってしまいました。
そのため、大幅なコース変更を余儀なくされ、途中に沢渡りや滝のすぐ脇の岩場を通らなければ
ならない南沢の道を回避して舗装路の林道を通って黒滝城址まで行き、先に史跡解説を実施、
午後から国上山・蛇崩れ経由で下山する行程となりました。それでも、陽当りの良いところでは、
雪割草・カタクリ・ショウジョウバカマ・コシノチャルメルソウ・アオイスミレ・ホクリクネコノメソウ・
ヤマネコノメソウなどが見られ、雪の中から姿を現す花の様子を楽しむことも出来ました。
次回、お天気が良くなって剣ヶ峰のカタクリの大群生が見られることを祈っております。


ヤマネコノメソウ カタクリ

雪割草 雪割草
ツアーの第1回目が開催されました。当日は朝から快晴となったのですが、前夜からの降雪で
登山道だけでなく舗装路上にも積雪が残る生憎のコンディションとなってしまいました。
そのため、大幅なコース変更を余儀なくされ、途中に沢渡りや滝のすぐ脇の岩場を通らなければ
ならない南沢の道を回避して舗装路の林道を通って黒滝城址まで行き、先に史跡解説を実施、
午後から国上山・蛇崩れ経由で下山する行程となりました。それでも、陽当りの良いところでは、
雪割草・カタクリ・ショウジョウバカマ・コシノチャルメルソウ・アオイスミレ・ホクリクネコノメソウ・
ヤマネコノメソウなどが見られ、雪の中から姿を現す花の様子を楽しむことも出来ました。
次回、お天気が良くなって剣ヶ峰のカタクリの大群生が見られることを祈っております。




ヤマネコノメソウ カタクリ


雪割草 雪割草
2010年03月24日
いよいよ雪割草が盛りに!
気温も低くぐずついた天候が続いていますが、もう雪割草は待ちきれないようでどのルートも7合目位までの所で咲き出しております。見ごろの前半といったところで4月10日ころまでは十分に楽しめそうです。今はまだ他の植物が芽吹く前で雪割草だけが一際目立っている状態ですが、他の花も一緒に楽しみたいのであれば、4月に入ってからお出掛けになった方が宜しいかと思います。妻戸山分岐から上では、まだ歩道にも残雪がありました。今日は夕方だった為あまり花は開いていませんでしたが、お天気が良ければ美しさ全開で出迎えてくれることでしょう。
※残念なことに、歩道から外れて奧へ入っている踏み跡が多数見られました。今は枯れ葉ばかりで何もない状態ですが、その下にはたくさんの花や昆虫たちが芽吹きを待っています。どうか自生地保護にご協力頂き『とるのは写真だけ、とおるのは歩道だけ』を合い言葉に山野草トレッキングをお楽しみください。

雪割草 雪割草


コシノコバイモとカタクリ 雨乞山分岐手前の瘠せ尾根

カタクリ ヤマネコノメソウ

ナニワズ エンレイソウ

オクチョウジザクラ アオイスミレ
※残念なことに、歩道から外れて奧へ入っている踏み跡が多数見られました。今は枯れ葉ばかりで何もない状態ですが、その下にはたくさんの花や昆虫たちが芽吹きを待っています。どうか自生地保護にご協力頂き『とるのは写真だけ、とおるのは歩道だけ』を合い言葉に山野草トレッキングをお楽しみください。


雪割草 雪割草




コシノコバイモとカタクリ 雨乞山分岐手前の瘠せ尾根


カタクリ ヤマネコノメソウ


ナニワズ エンレイソウ


オクチョウジザクラ アオイスミレ
2010年03月22日
カタクリも咲き始めました!
昨日の暴風と黄砂は過ぎ去り、予報に反して今日は午前中から太陽が降り注ぎました。雨乞山周辺や裏参道ルート、湯神社のある御殿山の南側斜面でカタクリが咲き始めました。一部陽当りの良い所では小さな群落となっていますが、群生となるまではまだ暫くかかりそうです。今年は雪割草の開花が遅かったで、今週後半から雪割草とカタクリの競演が楽しめそうです。この他、キクザキイチゲ、ミチノクエンゴサク、アオイスミレ、エンレイソウ、コシノコバイモ、ケアブラチャン、ケキブシ等が見られました。
※雪割草やカタクリの咲き始めの頃は、雨天や気温が低い状態ですと花が開きません。張り切って朝早くから山へ入っても残念な結果になりますので、気温が上がってくるのを待ってのんびりと山野草トレッキングを楽しんでください。

カタクリ カタクリの群落

雪割草とカタクリ 雪割草

雪割草 雪割草

ミチノクエンゴサク アオイスミレ

ケアブラチャン エンレイソウ
※雪割草やカタクリの咲き始めの頃は、雨天や気温が低い状態ですと花が開きません。張り切って朝早くから山へ入っても残念な結果になりますので、気温が上がってくるのを待ってのんびりと山野草トレッキングを楽しんでください。


カタクリ カタクリの群落


雪割草とカタクリ 雪割草


雪割草 雪割草


ミチノクエンゴサク アオイスミレ


ケアブラチャン エンレイソウ
2010年03月16日
国上山はオウレンの群生が盛り!
雨の晴れ間に、午後便のシャトルバスに乗って「国上山~剣ヶ峰~南沢の道~さくらの湯」(約2時間半の行程)と見てきました。午前中はけっこうな雨で気温も低かったので雪割草やキクザキイチゲの花は殆ど開いていませんでしたが、国上山頂上の手前では、オウレンが群生となって咲き誇っていました。また剣ヶ峰も含めカタクリのツボミが多数見られましたので、月末頃にはカタクリの群生も見られるようになると思われます。南沢の道ではショウジョウバカマも咲き始めていました。
3月末までのシャトルバスは、午前・午後の2便運行するので、少し強行軍となりますが1日で弥彦山と国上山の2つを巡ることも可能です。例えば、「8:45弥彦駅乗車⇒バス⇒9:35裏参道登山口下車→裏参道ルート→清水平→山頂→弥彦山ロープウェイ→弥彦温泉街で昼食→13:00弥彦駅前乗車⇒バス⇒13:30国上寺登山口→国上山山頂→剣ヶ峰→南沢の道→さくらの湯で入浴休憩→16:05さくらの湯⇒バス⇒弥彦温泉」といった具合に。

オウレンの群生 国上寺・右側の鳥居が登山道入口

雪割草 キクザキイチゲ

カタクリのツボミ ショウジョウバカマ
3月末までのシャトルバスは、午前・午後の2便運行するので、少し強行軍となりますが1日で弥彦山と国上山の2つを巡ることも可能です。例えば、「8:45弥彦駅乗車⇒バス⇒9:35裏参道登山口下車→裏参道ルート→清水平→山頂→弥彦山ロープウェイ→弥彦温泉街で昼食→13:00弥彦駅前乗車⇒バス⇒13:30国上寺登山口→国上山山頂→剣ヶ峰→南沢の道→さくらの湯で入浴休憩→16:05さくらの湯⇒バス⇒弥彦温泉」といった具合に。


オウレンの群生 国上寺・右側の鳥居が登山道入口


雪割草 キクザキイチゲ


カタクリのツボミ ショウジョウバカマ
2010年03月14日
裏参道ルートで雪割草が続々と開花!
午後から気温が上がり、駐車場脇の紅梅も満開となりました。今日は裏参道登山口から清水平→雨乞尾根→雨乞山分岐→八枚沢のルートを見てきました。裏参道ルートの5合目位までのところで雪割草が続々と開花しております。雨乞山周辺では雪割草はまだ少なめですが、カタクリのツボミを幾つか確認できました。明日も良いお天気となりそうですが、週の中半からまた雪マークの予報となっています。お天気さえ良ければ、3/20~22の連休頃から見ごろとなりそうなのですが…

雪割草 雪割草


キクザキイチゲ キクザキイチゲ

カタクリの新芽 カタクリのツボミ

ナニワズ ケキブシのツボミ

上州苑の紅梅


雪割草 雪割草




キクザキイチゲ キクザキイチゲ


カタクリの新芽 カタクリのツボミ


ナニワズ ケキブシのツボミ

上州苑の紅梅
2010年03月09日
雪割草が開花!>>>一転、また寒の戻りが…
午後から天気が崩れるとのことで、本日午前中に裏参道→清水平→山頂→妻戸尾根→八枚沢→観音寺温泉と歩いてきました。もちろん『春の花山シャトルバス』に乗って。8:50卍観音寺発に乗車、歩いて下ってきて再び観音寺に着いたのが11:50、約3時間の行程でした。
裏参道登山口から弥彦山スカイライン出合までは雪もなく雪割草も多く見られ、登山口の沢沿いにはキクザキイチゲも今にも咲きそうにしていました。清水平まで登ると残雪があり、雪割草もまだごく僅かに見つけられる程度になります。7合目から上は雪道となり、山頂の鳥居周辺は柵の上まで圧雪となっていました。この辺りは滑落しないようご注意ください。妻戸尾根も中腹までは雪道で花はまだ暫く先となりそうです。八枚沢周辺では、まだ開ききっていませんがコシノコバイモも見られました。
ところが、午後になると雪がちらつき始め、夕方にはあっと言う間に一面まっ白に…。本当の花のシーズン到来はまた来週以降となりそうです。

雪割草 雪割草


キクザキイチゲ アオイスミレの新葉

コシノカンアオイ オウレン

清水平周辺 弥彦山山頂

マンサク コシノコバイモ

※弥彦山スカイライン入口、 3/9の夕方には約10cmの積雪に
裏参道登山口から弥彦山スカイライン出合までは雪もなく雪割草も多く見られ、登山口の沢沿いにはキクザキイチゲも今にも咲きそうにしていました。清水平まで登ると残雪があり、雪割草もまだごく僅かに見つけられる程度になります。7合目から上は雪道となり、山頂の鳥居周辺は柵の上まで圧雪となっていました。この辺りは滑落しないようご注意ください。妻戸尾根も中腹までは雪道で花はまだ暫く先となりそうです。八枚沢周辺では、まだ開ききっていませんがコシノコバイモも見られました。
ところが、午後になると雪がちらつき始め、夕方にはあっと言う間に一面まっ白に…。本当の花のシーズン到来はまた来週以降となりそうです。


雪割草 雪割草




キクザキイチゲ アオイスミレの新葉


コシノカンアオイ オウレン


清水平周辺 弥彦山山頂


マンサク コシノコバイモ


※弥彦山スカイライン入口、 3/9の夕方には約10cmの積雪に
2010年03月02日
里山にもようやく春の訪れ
新潟の海岸平野部で26年ぶりの大雪となったこの冬でしたが、田んぼの雪もすっかり無くなったので、そろそろかな?と思い、八枚沢周辺の様子を見てきました。
例年通り3月末までは、弥彦山スカイラインは卍観音寺の裏手から冬期通行止めとなっておりますが、この辺りの道路上にもう雪は殆どありません。八枚沢入口から少し進むと残雪があり、まだ奧までは雪を踏みしめて行くことになります。
登山道の日陰や谷間の所はまだ若干雪がありますが、中腹までの稜線は残雪もなく、僅かずつですが早春の花も咲き始めておりました。今日見られた花は、雪割草(まだツボミ)、ヤブツバキ、オウレン、ナニワズ(ツボミ)、コシノカンアオイ、マンサクなどでした。


雪割草(ようやくツボミが枯れ葉を押しのけて出てきたところ)

ヤブツバキ ナニワズ

コシノカンアオイ オウレン

マンサク 雨乞山分岐手前の稜線

※八枚沢登山口から右側の妻戸尾根に向ってすぐのガレ場、階段の整備が進んで歩きやすくなりました。作業にあたられた皆様に感謝です。ただ依然として危険な箇所ですので、ご注意ください。一方、沢を渡って雨乞山分岐へ向うルートは、倒木や階段の傷みが酷いところが多数ありますので、こちらも充分注意してお進みください。
※弥彦山一帯は国定公園の特別地域に指定されており、自然公園法【第13条3項】の規定により、許可なくして雪割草(オオミスミソウ)やカタクリなど指定植物の採取は禁じられております。違反者には、六ケ月以下の懲役又は五十万円以下の罰金が課せられます。トルのは写真だけにとどめて自然保護にご理解とご協力をお願い致します。
例年通り3月末までは、弥彦山スカイラインは卍観音寺の裏手から冬期通行止めとなっておりますが、この辺りの道路上にもう雪は殆どありません。八枚沢入口から少し進むと残雪があり、まだ奧までは雪を踏みしめて行くことになります。
登山道の日陰や谷間の所はまだ若干雪がありますが、中腹までの稜線は残雪もなく、僅かずつですが早春の花も咲き始めておりました。今日見られた花は、雪割草(まだツボミ)、ヤブツバキ、オウレン、ナニワズ(ツボミ)、コシノカンアオイ、マンサクなどでした。




雪割草(ようやくツボミが枯れ葉を押しのけて出てきたところ)


ヤブツバキ ナニワズ


コシノカンアオイ オウレン


マンサク 雨乞山分岐手前の稜線


※八枚沢登山口から右側の妻戸尾根に向ってすぐのガレ場、階段の整備が進んで歩きやすくなりました。作業にあたられた皆様に感謝です。ただ依然として危険な箇所ですので、ご注意ください。一方、沢を渡って雨乞山分岐へ向うルートは、倒木や階段の傷みが酷いところが多数ありますので、こちらも充分注意してお進みください。
※弥彦山一帯は国定公園の特別地域に指定されており、自然公園法【第13条3項】の規定により、許可なくして雪割草(オオミスミソウ)やカタクリなど指定植物の採取は禁じられております。違反者には、六ケ月以下の懲役又は五十万円以下の罰金が課せられます。トルのは写真だけにとどめて自然保護にご理解とご協力をお願い致します。